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面接時に持参する履歴書にある志望動機や自己PR。
面接の時にも必ず聞かれる定番の質問です。
・どのように答えれば良いのかわからない
・自己PRってそもそもどう考えたらいい?
未経験だと保育園側がどのようなことを聞きたいのかわからず、考えることを放棄したくなりますよね。
結論から言うと保育園で働く為の志望動機と自己PRは
- 志望動機…この保育園に応募したい理由や熱意を伝えること
- 自己PR…保育園側に人物像や性格を伝えること
この2つを大切にして考えていくと良いと思います。
採用担当の方に
・この人はやる気があり長く働いてくれそう
・人柄がよく子どもと良い関係を築いていけそう
そう思ってもらえると採用がグッと近づきます。
この記事では、保育士の志望動機や自己PRの考え方を具体的にまとめてみました。
志望動機
保育園の目標や雰囲気に惹かれた
- 保育方針や雰囲気に惹かれたという志望動機があればまずは一番に伝えましょう。
保育園の方針に惹かれたというと他の保育園ではなくこの保育園で働きたいという熱意が伝わります。
・子ども一人ひとりを大切にするという保育目標に共感した
・子どもと関わる保育士の優しい雰囲気に惹かれた
パートをしたい保育園をしっかり観察して自分の気持ちを伝えましょう
家が近い
- 保育園は警報が出ても小学校と違い自宅待機にならないので出勤しなくてはなりません。
その為、保育園としても自宅が近い人を雇いたいと思っています。
・保育園まで近くすぐに駆けつけることができる
・通勤の労力が少ないので保育に集中できる
自宅が近く通いやすい場合はアピールしておくと良いでしょう。
働きやすい時間帯
- ・無理のない時間帯なので、長く働ける
・柔軟な働き方ができる為、今後、子育てが落ち着いたら時間の調節をしていけそう
などと伝えると好印象。
保育園は入社後すぐに辞めてしまうと保育に支障が出てしまうので長期間、安定して働ける方を求めています。
未経験OKの求人は意欲を伝える
- 未経験OKと書いてある求人は未経験でもやる気のある人を採用したいと思っています。
・色々教わりながら保育士としての経験を積んでいきたい
・実践で少しずつ仕事を覚えながら知識の幅を広げていきたい
など意欲をアピールしていきましょう
志望動機の例文
子どもが幼稚園・小学校に入り、日中に時間がとれるようになったため、以前から憧れのあった保育士という仕事を選びました。
貴園の《子ども一人ひとりを尊重する》という保育方針に深く共感し、自らも保育士として貢献していきたいと思っています。
現場での経験はありませんが、積極的に学び、縁の下の力持ちとして子どもや保育士のサポートしていきたいです。
子どもたちと関わりを通して、保育士の資格を取得するために実践的な保育を学びたいと考えています。
↑私が保育経験がなく、今後保育士資格習得を視野に入れている場合、志望動機を書くならこのような文面になると思います。
志望動機に入れないほうが良い内容
自分がしてきた子育ての主観は志望動機に入れないほうが良いと思います。
・怒らない子育てを実践してきたのでその経験を活かしたい
・しっかりと指導していきたい
・子どもの甘えを全面的に受け止めていきたい
子育てと保育は違います。
保育園は集団生活の為、守らなくてはならないルールがあったり自分で行う力を育てていったりする場でもあります。
叱ることもありますし、甘えをひたすら受け入れるだけではなく、個々に合わせ自立に向けて援助していくことも大切になってきます。
保育補助は子どもの保育を計画して行っていくという仕事ではありません。
あくまでも補助として保育士・子どものサポートをしていくという意識が大切です。
自己PR
保育士として働く上で自分のどんな所が向いていると思うのかを伝えていきます。
経験
保育に生かせる経験があれば書き出してみましょう
・子育てで臨機応変さを身に着けた
・前職でリーダーとしてみんなをまとめたことがある
・販売経験では相手の気持ちを汲み取って提案した
具体的なエピソードがあれば伝えることで保育園側は、働き出した時の姿が想像がしやすくなります。
性格
まずは自分の性格を書き出していきましょう
・子どもが好き
・慎重で細かな変化に気付く
・コミニュケーションスキルが高い
・前向きに物事を捉える
この時のポイントは、なるべくポジティブに…
ネガティブな性格しか思い浮かばなくても裏を返せば必ず前向きな言葉に変わります。
複数のことに取り組むと余裕がなくなる→一つのことに集中して取り組むことが得意
マイナス思考→慎重に多方面から考える
いいかげん→おおらか
我が強い→信念を持っている
暗い→落ち着いている
咄嗟に答えられるように、普段から意識して変えていきましょう。
保育士といえば元気で明るいというイメージですがみんながそのような性格ではありません。
自分の性格を活かせるような働き方をすれば良いのです。
無理に繕わず、自然体でアピールをしていきましょう。
スキル
保育に必要なスキルといわれると身構えてしまいますが…
特別なスキルでなくても大丈夫です。
・健康で風邪を引きにくい
・歌やピアノが得意
・体を動かすことが好き
健康管理は保育士にとって重要な仕事の一つ。
子どもから病気をもらいやすいので健康であることは保育士にとって立派にスキルになります。
自己PRの例文
健康面と体力面には自信があります。
子育てで子どもが体調を崩した時にも、生活面・食事面での自己管理をしっかり行っていた為、感染することはありませんでした。
慎重な性格で物事を深く考えて対応することが得意です。
パートという限られた時間ではありますが、一人ひとりの子どもに寄り添いながら保育に携わっていきたいと思います。
まとめ
《 履歴書に自己PRの欄がないので考えなくていいのでは…》と思うことがあるかもしれませんが…
自己PR(長所・短所)は面接で聞かれることが多いです。
考えだけでもまとめておくと良いでしょう。
志望動機・自己PRを考えることは億劫に感じますが…
考えて書くという行動により《この保育園で働きたい》という気持ちがさらに明確になります。
自分にあった保育園で働き始める為にもしっかり考えておきましょう。
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