【保育補助】保護者との関わり方 良好な関係を築くコツ

広告

【保育補助】保護者との関わり方 良好な関係を築くコツ

《保護者とのコミニュケーションがうまくできるか心配》《保護者うまく話せない》という悩みを持った保育補助も多いのではないかと思います。

・クレームがこわい
・人と話す時に緊張する
・どんな会話をしたら良いのかわからない

このように考えると保護者対応が億劫になりがちです。
しかし、これからお伝えすることを意識するだけで保護者から信頼される保育補助になれます。

どうしたら良いのか、結論から伝えると子どもと良好な関係を築いた上で保護者の気持ちを考えて対応することです。

この記事では保護者と良好な関係を築くために必要なことを以下の順で解説していこうと思います。

  • 保護者との良好な関わり方
  • クレームを回避する秘訣

私は、保育園の正規職員として働いた経験があり、今は保育補助として勤務しています。
また自分の子どもの幼稚園の保護者としての経験もある為、どんな対応が良かったのかを含めてお話していきたいと思います。

新人ネコ
新人ネコ

クレームとかこわいなー

むるこ
むるこ

基本的に保育補助はクレーム対応はしないよ!
でも保育士としての立ち振る舞いは大事だから対応の仕方を説明していくね^ ^

保護者が気にすることは子どもにとって良い保育士なのか

まず保護者対応で一番に重要なことは、保育士と子どもとの関係が良好であること。

・子どもが嫌っている
・悪い噂がある(子どもとの接し方が乱暴など)

上記のような場合、保護者の信頼を得て話をしていくことが難しくなります。
子どもとの日々の関わりを大切にしていきましょう。

受け入れで自分のクラスの子が泣いていたので、抱っこで受け入れをすると落ち着いたYちゃん。
しかし、お母さんの表情はこわばっていました。
以前からそのお母さんに話しかけても無視されることが多かったので、先輩保育士に相談してお迎えの時に話をしてもらいました。
すると「家で先生を怖いと言っている。今朝も泣いていたけど来た瞬間に泣き止んだ。きっと怖くて泣けなくなったのだと思う」とのこと。
先輩保育士が《保育園では良好な関係であること》《朝は安心して泣き止んだこと》などを話してくれました。
また「先生が怖い」という度に過度に心配そうな素振りを見せないでくださいと伝えるとだんだん私を怖いということが無くなったそうです(「怖い」ということで親の気を引きたかった)
その後はYちゃんの保護者と良好な関係を築くことができました。

上の例は事実ではありませんでしたが…
子どもの言葉を信じて保育士に苦手意識を持っている場合、どんなにアプローチをしても信頼関係を築くことは難しくなります。

新人ネコ
新人ネコ

保護者と良好な関係を築く為には、子どもとの日々の関わりが大切なんだね!

保育補助と保護者と関わり方

保護者と保育補助が関わるのは、主に登降園や受け渡しです。
その中で、どのようなことを気をつけて関わっていけば良いのかを解説していきます。

笑顔で明るく接する

保護者と接するときは、とにかく笑顔が大切です。
マスク生活の昨今、顔の大部分が隠れているので表情が読み取りづらいです。
目元だけでも笑っているとわかるような表情を作っていきましょう。
挨拶も少し声のトーンを上げて、明るく話しかけるのがポイント。
無視されたと感じさせないためにも、保護者への挨拶は積極的にしていくことが大切です。

「挨拶をしても無視されて目つきも怖かった」とご意見を頂くことがありました。
詳細は月曜日に布団にシーツをかけていて保護者からの挨拶に気付かなかった・子どもを見ながらだったので必死だったとのこと。
どの場面を見られているのかわからないので注意していきましょう。

むるこ
むるこ

常に笑顔を心掛けましょう^ ^

丁寧な言葉遣い

丁寧な言葉遣いは相手を大切にしている印象を与えます。
フランクに接してくださる保護者もいますが、保育士の自覚を持ち丁寧な言葉遣いで受け答えをすることが大切です。

以前働いていた時にあった話ですが、保護者によって接し方が異なる保育士がいました。
それを見て「私には気軽に話してもらえず先生と距離を感じる」とご意見を頂くことに…。
それからは職員で話し合い【保護者への対応(話し方)は丁寧に!保育士としてふさわしい言葉を使うこと】と統一されました。
どこで誰が見ているか・どう感じているかを考えながら言葉を選びましょう。

むるこ
むるこ

丁寧な言葉遣いなら相手が不快になることはないからね!

子どもを肯定的に捉えて伝える

子どもを肯定的に見て伝えることが大事です。
会うたびに失敗話や出来なかったことの報告をされると保護者も《この人と話したくない》と思ってしまいます。
また、自分から話題を出さなくても「うちの子、すぐ怒るんです」など話を振られる時があります。
そのようなときはポジティブに変換して伝えることが大切です。

  • 落ちつくがない→元気いっぱい
  • 怒る→感受性が豊か
  • 喧嘩する→自己主張がしっかりできる
  • 行動が遅い→丁寧
  • 集中力がない→色々なことに興味がある

保護者は、子どもの行動を保育者がどのように捉えているのか、迷惑をかけていないかを気にする方が多いです。
保育園のエピソードも交えながらお話すると安心することが多いです。

《例》すぐ怒ると話されたら…
保育園でも怒ったり笑ったり様々な姿を見せてくれます。
感受性が豊かで表情がコロコロ変わりますよね!
自分の気持ちを偽りなく素直に表現できるのは、大切に育てられてる証拠だと思います。

むるこ
むるこ

日々の保育の中で子どもの行動をプラスに捉えているとスムーズに会話が出来るよ

個人情報までは踏み込まない

保育士には守秘義務があります。
家庭状況を保育士同士では把握していても保育補助まで話が降りてこないことが多いです。
そんな中で保育補助自らその家庭の状況を聞くことはNG。

【例】
「お父さん、最近お迎えに来ていませんがお元気ですか?」→別居の可能性もある
「最近お仕事早いですね」→妊娠などの体調不良で早退している可能性もある
「どんなお仕事をされているんですか?」→仕事内容を知ってどうしたいんだろうと不審がられる

自分では個人情報を聞き出しているつもりはなくても保護者《探りを入れられてるのでは?》と感じ取られることもあります。
トラブルにならない為にも、家庭の様子を聞くことは基本的に辞めた方が良いでしょう。

むるこ
むるこ

当たり障りのない会話でOK

伝言は正確に伝える

まずは登園の場面です。
受け入れの際「何かお変わりありませんか?」と聞いた時に湿疹の有無や食欲・睡眠時間が短かったなど保護者から伝言があることも…。
受け入れで言われたことは確実に担任に伝えるようにしましょう。
また受け入れ後は、子どもの身体を一通り確認して怪我や湿疹の有無を確認します。
怪我・湿疹が保育園で増えた際には、登園時にあったものか・数は増えているか等を受け入れをした保育士に聞くことが多いです。
朝は受け入れが重なって落ち着きのない時間帯ですが、しっかり確認しておきましょう。

次は降園の場面です。
受け渡しの際に口頭で伝えて欲しいことがある場合、担任から引き継ぎがあると思います。

・持ち物の不備がある
・記名がない
・保育園での怪我

基本的に《引き継ぎノート》というものが各保育園にあります。
担任から口頭でも引き継ぎを行いますが、わからないことはその場で質問しておきましょう。
例えば持ち物は何日までか・怪我をした時の状況や処置など保護者からくる質問を想定して聞いておくと良いと思います。

伝言は保護者に確実に伝えましょう。
その中で、保護者から質問をされることもあります。
曖昧な場合はその場で答えず「確認してきます」伝え、近くいる保育士に確認してください。
もし担任がもう帰ってしまった場合は「確認して後日お伝えします」と伝え、次の日に保育士に確認をして答えます。
なんとなくで受け答えをしないように注意しましょう。

またお迎えの時間が重なり忙しくなると伝言を伝え忘れてしまうことがあります。
その際には、伝言漏れに気付いた時点で保育士や園長に確認をしてください。
怪我の伝え忘れは特に保護者の不信感に繋がりやすいので、その日のうちに電話をします。

むるこ
むるこ

伝え忘れによるトラブルはとても多いよ

新人ネコ
新人ネコ

丁寧に対応すれば保護者対応も怖くないんだね(^^)
頑張ってみるよ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA