【主婦】未経験からのパート保育士 面接でよく聞かれる質問や回答例

広告

【主婦】未経験からのパート保育士 面接でよく聞かれる質問や回答例

保育園で働く為には、面接が必須。

面接を受ける際に以下のように考えたり不安に思ったりする方がいるのではないでしょうか。

  • 面接でどのような質問をされるか
  • 質問に咄嗟に答えるのが苦手
  • 緊張してうまく話せなくなることが心配
  • 採用者はどんなことを考えて質問しているの?

このような方がどのように対策をすれば良いのか。
結論からお伝えすると《採用担当者の意図を理解して事前に面接対策をすること》
どのような質問をされるか、それに対して自分がどのように思っているかをまとめておくとスムーズに答えられるようになります。
また、採用者の意図を理解していれば、どのように受け答えをしていけば良いのかが明確になります。

私は3つの保育園に勤めたことがあります。
その中で不採用だった・辞退した保育園を含めると10回以上面接を経験してきました。
この記事では、その経験をもとに保育園の面接でよく聞かれた内容をまとめていきたいと思います。

質問内容と具体的な回答例

面接では短い時間で自身をアピールする必要があります。
保育園でよく聞かれる質問や具体的な回答例を参考に自分の答えを考えてみてください。

保育士志望の動機

「保育士になろうとしたきっかけはなんですか?」と聞かれることがあります。
《子どもが好き》《子どもと関わる仕事がしたかったから》などが挙げられると思います。
保育士のなろうとしたきっかけを頭の中で整理しておきましょう。
具体的なエピソードがあれば、一緒に伝えることで熱意が伝えられます。

《解答例》
自身の子育てを通して乳幼児期の関わりの大切さを知りました。
その中で、専門性を持ちつつ子どもへたくさん愛情を注いでくださる保育士に出会いました。
私自身もそのような先生になりたいという気持ちが高まり、保育士という職を志しました。

受験先の保育園の志望動機

これは必ずと質問されるのでしっかりと考えましょう。
・近いから
・給料が良いから
・時間がちょうど良いから
このような理由でも大丈夫なのですが、その場合《この保育園だから選んだ》という情熱が伝わりづらいです。
保育園のホームページや自治体のパンフレットなどで保育園の特色を確認して、どんなところに魅力を感じたかなどを盛り込んで話していけると良いでしょう。

《解答例》
《子ども一人ひとりに寄り添う保育》という保育方針に惹かれて志望しました。
子どもを産んで親になってから子どもの意思を尊重する大切さを実感しております。
保育園見学をさせていただいた際に、保育士が子どもの前にしゃがみ込み、一人ひとりと目線を合わせて丁寧に接している姿が見られました。
私も子育ての経験を活かし、子どもとしっかり向き合っていきたいと考えています。

自宅から保育園までの道のり

雑談のように毎回聞かれるこの質問。
「保育園までどのように来ましたか?」
保育園は警報が出た際にも開所しているので、交通の便に支障が出た時にも出勤できるかを確認しているケースが多いです。
どのような交通機関を使用してどのくらい時間がかかったかを要点をまとめてスムーズに答えられるめようにしておくと良いでしょう。
車通勤・バイク通勤・自転車通勤を検討している場合、職員の為の駐輪場や駐車場の有無も確認してみてください。

自宅から保育園まで徒歩で参りました。
〇〇交差点を右折し、〇〇スーパーを左に見て直進すると〇〇保育園が見えてきます。
自宅から10分以内で到着しました。

勤務の希望について

働く上で希望がある場合に伝えます。

  • 勤務時間・日数
  • 勤務時間

希望を伝える際に、理由を聞かれることが多いのでしっかり答えられるようにしておきましょう、
希望とともに、やる気も一緒に伝えておくと良いでしょう。

子どもがまだ小さい為、家庭と子育てのバランスをとりながら保育士のパートができればと考えております。
具体的には週に3〜4日、時間は幼稚園に行っている9時〜14時を希望しています。
限られた時間ではありますが、正規の職員さんをサポートしながら子ども一人ひとりに寄り添える保育をしていきたいと思います。

性格について(長所・短所)

長所
・プラス思考
・人とのコミニュケーションが好き
・積極的
・思いやりがある
・責任感がある
・臨機応変に対応できる
短所
・マイナス思考
・人付き合いが苦手
・消極的
・気が短い
・自信がない
・変化が苦手

上記のことが挙げられると思います。
履歴書に記載する場合も多いのでそれに沿った回答をする必要があります。
詳しくは【未経験・保育補助】履歴書や面接での志望動機・自己PRで解説しています。

履歴書で記載してあっても再度面接で聞かれる理由は2つあります。
・自分の性格について話している時の印象
・自分の性格をどのように保育に活かしていこうとしているか

自分のことを話すことが苦手でネガティブな言葉ばかり出てきてしまう方も多いのではないでしょうか。
しかし、ネガティブな面も言い換えるとポジティブに言い換えることができます。
また、その性格をどのように捉えているか・どう保育に生かしていくのかまで話せると採用者の印象に残りやすいです。

《回答例》
私の短所は心配性な所です。
何かを始めるにしても心配なことが次々と頭に浮かび挑戦できないことがありました。
しかし子育てで、予想外なことが次々と起こり臨機応変に対応していく中で少しずつ改善されているように感じます。
保育では、わからないことはその都度解決し、丁寧に仕事をこなしていきたいと考えています。

健康(体力)について

保育の仕事は体力勝負!
「体力が必要ですが、大丈夫ですか?」と聞かれることが多いです。
また健康管理も保育士には必須。
応募者が心身共に無理なく働くことができるのかを採用担当者は見ています。

《回答例》
特にこれといってスポーツをしていませんが、体を動かすことが好きで体力には自信があります。
規則正しい生活を心掛け、健康管理をしています。

逆質問

「何か質問はありませんか」と最後に聞かれることがあります。
面接の中で疑問に思ったことや事前に質問があった場合に、聞いてみると良いでしょう。
逆質問では意欲の有無や興味関心がどこにあるかということを見られています。
また、逆質問で事前に確認することで双方が同じ認識で働いて欲しいという意図があります。

《回答例》  
保育補助の1日の仕事の流れを教えていただけますか?
どのクラスに配属されると決まっていますか?

面接での採用者のねらい

採用者は、保育園に合った人か確かめるために面接を行なっています。
どんな点を見ているか解説して行きたいと思います。

熱意があるか

どのようなことにどのような熱い思いを持っているか。
保育という場面では、熱意を持って子どもに接することが必要になります。
子ども達や保護者・地域のためにどんな保育を行いたいか伝えると良いでしょう。
また《この保育園だからこそ働きたい!》という熱意を伝えることで《この人は長く働いてくれそうだ》と感じてもらうことができます。
具体的なエピソードや思いをしっかり言葉で伝えましょう。

誠実であるか

保育士は、保護者に対してはもちろん、子どもや他の保育士対しても誠実に関わっていくことが必要な仕事です。
嘘をついたり、その場を取り繕う言動はトラブルになりかねません。

面接でも、質問が聞き取れなかったのに適当に返事をしていたり、採用されたいので嘘をついたりすると《不誠実な人》と思われてしまいます。
わからない質問をされた際にも「わかりません」と素直に答えましょう。
その場で取り繕った言葉ではなく、誠実に対応していくことが大切です。

積極的であるか

受け身ばかりではなく、積極的に物事を進めていくことも保育では重要です。
積極的というとぼんやりしてしまいますが、《一生懸命》《精一杯》《自発的に》物事に取り組めるかどうかを基準にしてみてください。
面接で積極的に発言ができなくても、言葉の端々にある思いや行動力に積極性を感じてもらえる為、無理に発言しようと頑張る必要はありません。

以下のような意識で取り組んでいることを具体的に話せると良いでしょう。
・決められたこと以上にやる・やろうとする気持ちがある
・何かを成功させようと計画を立てて取り組んでいることがある
・自分を成長させよう・向上させようと取り組んでいることがある

面接が苦手な性質がある人の対処法

緊張しやすい

必要以上に緊張してしまい、言葉が詰まる・頭が真っ白になるという方もいるのではないでしょうか。
緊張しやすい方は以下のことだけでも気をつけておけば大丈夫です。

  • 失敗しても大丈夫だと思う
  • ゆっくり話す
  • 自分の気持ち・考えを整理しておく

《失敗しないように》と意識しすぎると呼吸は浅くなり身体が固まってしまい、ますますうまく話せなくなります。
面接は緊張するもの・失敗しても良いと自分の中の基準を下げておきましょう。
また早口になると自身も焦り、聞き手側も何を言っているにか理解できません。
ゆっくりと自分を落ち着けながら話すことを心掛けましょう。
質問されそうな内容を暗記をして思い出せなくなると頭が真っ白になってしまいます。
自分の保育への思い・この保育園で働きたいという気持ちなどどうしても伝えたいポイントのみ整理して話せるようにしておきましょう。

恥ずかしがり屋

初対面の人と話すことが苦手・恥ずかしくて声が小さくなってしまうなど面接では不利になりがち。
そのような方は以下のことを実行しましょう。

  • 相手の口元・首元を見て話す
  • ゆっくり話す
  • 自分が思っているより一段階大きな声で話す

恥ずかしがり屋の人は注目されることが苦手で、視線を感じると怯んでしまいます。
その為、目線が様々な方向を向いてしまいがち。
しかしこれでは、採用者に良い印象を与えることはできません。
その為、口元など見る場所を決めて目線を固定させましょう。
また、注目されると早口になってしまったり、恥ずかしくて声が小さくなってしまったりする為、ゆっくり丁寧に語尾までしっかり伝えることを意識しましょう。

自信がない

《この回答でいいのかな》《どう言ったら正解なんだろう》と保育園の採用者の目を気にしすぎてしまい自分の考えに自信が持てない人がいます。

  • 事前準備をしっかりする
  • 自分の気持ちや考えを持つ

自信がないのは性格もありますが、事前準備が足りていない場合もあります。
面接でのマナーや自分の思いを事前にしっかり確認しておきましょう。

採用を決めるのは保育園側ですが、面接では自分に合っているか確かめることも大切です。
自信がないからと言って相手の望む答えばかり考えないようにしましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA