主婦が働きやすい保育園 具体的なおすすめ2選

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主婦が働きやすい保育園 具体的なおすすめ2選

保育園のパートを探していると公立・私立(社会福祉法人・株式会社)など種類が多くどの保育園が良いのかと迷うことがありますよね。

まずは結論からですが主婦が働くのに向いているのは…

  • 公立保育園・園児60人程
  • 社会福祉の私立保育園・園児60人程 ・のびのびした保育方針

この2つの保育園です。

理由を解説していきたいと思います。

保育園の種類と働くメリット・デメリット

保育園と言っても様々な運営元があります。
まずはどんな保育園があるか・それぞれの保育園でパートをするメリット・デメリットを書き出してみたいと思います。

公立保育園

市町村や地方自治体が運営している保育園です。
正規職員は試験を受けて自治体に採用された地方公務員です。

未経験の保育士パートは会計任用職員として働きます。
公立保育園は産休育休の代替・発達障害児対応・早番&遅番など必要に応じて募集をかけます。
年度途中からも働けますが、任期は基本的に1年間で3月になると解雇(枠があれば、継続して働くことも可能)

メリット

・安定している
・学ぶことが多い
・働き保育士の年齢層が幅広い
・残業がない
・休みが取りやすい

デメリット

・癖の強い保育士がいる
・雑用が多い
・臨機応変な対応が求められる

私立保育園(社会福祉法人)

非営利目的の施設。
社会に貢献する《公益法人 》である。
社会福祉法人は基本的に営利目的ではないため、補助金や寄付金などを受け取って保育園を運営しています。

メリット

・昔からのやり方がある
・地域交流が盛ん
・保育方針に特徴がある
・園長が固定

デメリット

・保育方針によってはパートでも大変
・保育士不足の場合、パートの負担が大きい
・定時に上がることが難しい場合がある
・家族経営が多い

私立保育園(株式会社)

営利目的の施設。
株式会社は株主から資金を調達して利益を株主に配当する会社形態。
社会貢献と営利を目的にしている団体。

メリット

・保育士が若くて柔軟
・運営方針によっては手厚い保育ができる
・複数保育園がある場合、勤務地を変えられる

デメリット

・正規職員の保育経験によってパートの負担が増える
・定員割れなどの場合パートから解雇されていく
・保護者からの要求が高い事が多い

主婦が働きやすい保育園2選

では、いよいよ

  • 公立保育園・園児60人程
  • 社会福祉の私立保育園・園児60人程 ・のびのびした保育方針

この保育園がどうして未経験主婦にとって働きやすいのか、解説していきたいと思います。

公立保育園 ・全園児60人程 の保育園を選ぶ理由

安定して働きたい方におすすめ
パート保育士が多く、働きたい時間帯を指定して働くことができます。
パート保育士以上の働き方を求められることはない上、正規職員がしっかりしているので保育の仕方も学べます。

定員は100人のような大型園よりも60人程の保育園がおすすめ。
一人ひとりの顔と名前を覚えられます。

また正規職員は小学校の教員のように異動があります。
なので人間関係で困っても数年経てば解消しますし、常に人の異動があるので風通しの良い職場環境になります。

保育方針としては、公立保育園は子どもの自主性を大切にしています。
その為、のびのび保育することができます。

公立保育園には雇入れの枠があり障害児がいたり・産休育休で休む保育士の補充など必要な人数だけ雇用があります。
期間は一年間で来年度に雇入れがある場合でも年度末に継続の意思があるかの確認があります。

障害児の卒園や産休育休の保育士が復帰した際には枠がなくなり解雇となります。
その場合、職場探しを一からやり直しになります。

しかし保育士というのは辞めるのは大変な職業。
初心者程、一年で区切りがあり、様子を見られるというのはメリットになります。

ちなみに公立保育園で働いて感じたデメリットは0歳児クラスがないこと。
赤ちゃん抱っこしたかった…

また、中には癖の強い保育士もいます。
保育という閉鎖的な職場には必ずいるので仕方ないことなのかもしれません。

【体験談】公立保育園でアルバイト  会計年度任用職員保育所スタッフ応募〜採用されるまでで実際の様子を書いています。

社会福祉の保育園 ・全園児60人程度 ・のびのびした方針の保育園を選ぶ理由

保育方針が合っていれば社会福祉法人の保育園がおすすめ。

子どもの定員はやはり60人程。
子どもの数に対して正規職員が揃っているか確認して下さい
また私立保育園の場合、家族経営・年配の保育士の独断保育など問題を抱えている保育園も多いです。
園見学などに行く際にはしっかりチェックしてみて下さい。

のびのびした方針が良い理由は、その方が職員も子どもも落ち着いていて働きやすいからです。
行事に力を入れている保育園はいつも忙しく職員に余裕がありません。
また《英語に特化した保育園で働いてみたい》などの希望があってもまずはのびのびした保育園を選んで下さい。
のんびりした雰囲気の中で子どもが自主的にどのように過ごすのか理解した上で、特化型の保育園に行く方が子どもの特性を捉えやすいと思います。

未経験主婦におすすめしない保育園

私が働いてみて&周りから聞いて辞めたほうが良いのではないかという特徴をお伝えします。
もちろん、これに当てはまる保育園は全てダメと否定する訳ではありませんが…

下記のような保育園を選ぶ際には注意が必要です。

子どもの人数が多い大型の保育園

人数が多いと職員や子ども、保護者の顔と名前を覚えるのが大変です。

子どもも3歳児30人を保育士2人で見るよりも3歳児15人を保育士1人で見るほうが子どもは落ち着きます。
人数が多いと保育力の差が顕著に現れるので未経験の保育士にはおすすめしません

また、職員が多く一人ひとりの保育観が違うことや保育士同士でグループが出来てしまっている場合もあり人間関係に悩まされることが多いです。

女の世界、恐ろしい…

複数勤務地のある保育園

駅前の保育園など同じ系列で保育園を経営しているところがあります。

新年度に定員割れをすると、他の保育園への異動を打診されるそう。
断ることも可能らしいのですが…
断ることが苦手な方は様々な保育園に異動&ヘルプに行っているとのこと
初心者には難しいです。

運営母体の小さな保育園

これは一緒に働いていた同僚の話。
二人とも無認可の小規模保育園で働いていたらしいのですが…
一人の保育園は子どもの定員割れで給料の未払いが多発
もう一人の方は、子どもの定員割れで近くの保育園と合併して保育園がなくなってしまったとのこと。

いずれも「子どもが少ないので手厚い保育をのんびり出来ていた。人間関係も良く働きやすかったけど、次は社会福祉法人の認可保育園が良くて…」と話していました。

正規職員の少ない保育園

これも知り合いの話なのですが…
パートとして入った保育園。
その保育園は新規で出来たばかりで保育士経験が少ない職員ばかり。
面接では言われていなかったのに「出来れば新人指導と書類の作成を…」とお願いされたとのこと。
また、正規職員が保育に慣れておらず、クレーム対応や行事の準備などの残業も多かったらしく…
正規職員が少ないと保育士パート以上の働きを求められます

自分にとって働きやすい保育園を選ぼう

保育士として自分にあった保育園を選ぶのはとても大切です。

もちろん、職場選びに一番重要なのは人間関係ですが…
職員の入れ替わりも激しい職種な上、仕事を始めないと実際の様子はわからないことが多い現状。

その点、子どもの定員やカリキュラムなどは変動もほとんどないので…
まずはしっかり見極めていきましょう。

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