【主婦から保育士】おすすめの保育士資格取得方法と勉強法を解説 

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【主婦から保育士】おすすめの保育士資格取得方法と勉強法を解説 

主婦になってから、保育士資格を取得に興味を持つ方も多いのではないでしょうか。

・保育士資格って学校で取れるの?
・保育士試験を受けなきゃ行けないの?
・実習っていくの?

保育士資格取得には、大きく2つのパターンがあります

  • 保育士養成施設を卒業
  • 保育士試験を合格

その中で主婦におすすめな保育士取得方法を先にお伝えします。

  • 時間があり確実な保育士資格取得を目指す方は保育士養成学校
  • 子育て・仕事と両立をしながら資格を目指す方は保育士試験

まずは保育士資格取得方法2つのパターンのメリットデメリットをお伝えします。
その次に保育士歴13年の私が、主婦におすすめな保育士取得方法について詳しく解説していきます。

保育士資格を取得する方法

保育士養成施設を卒業と保育士試験を合格の2パターンがあります。

保育士養成施設を卒業して保育士資格を取得する

保育士養成学校とは児童福祉法18条の6に規定されている施設で《都道府県の指定する保育士を養成する学校その他の施設》のことを言います。
大学・短期大学・専門学校など学ぶ場所はたくさんあります。
自分の住んでいる地域にどんな保育士指定養成学校があるか気になる方は厚生労働省のホームページで確認してみてください。

保育士養成施設で保育士資格取得のメリット

確実な資格取得

所定の科目・課程を履修すれば、卒業と同時に保育士資格が確実に取得できます。
試験の点数が悪くても補講などを受ければ単位がもらえるので安心です。
また期限が決まっているので就職の目処が立ちやすいのもメリットです。

実技・実習がある

保育士養成学校では、講義などの他に保育士に必要なスキルを学ぶ為の実技や実習があります。
保育現場で使えるような玩具を手作りしたり、子どもに教えるための絵画技法を学んだりと実際に現場で役立つ知識を身につけることができます。

保育士資格の受験資格がなくても取得可能

保育試験を受けるには受験資格が必要です。受験資格|一般社団法人全国保育士養成協議会
受験資格がない場合は、保育士養成学校に通った方が効率が良いという場合もあります。

保育士養成施設で保育士資格取得のデメリット

時間が必要

保育士養成学校で保育士資格を取得する為には、2年〜4年かかります。
また実習中は、帰ってきてから実習日誌などに取り組むので他のことをする時間ありません。
その為、手のかかる年齢の子どもがいる時間のない主婦には厳しいです。

学費がかかる

年間数十万から100万円前後の学費が必要です。
経済的な負担が大きいと途中で払えなくなってしまう可能性もあるのでしっかり計画する必要があります。

国が保育士確保の為に《保育士修学資金貸付金制度》を設けています。
貸付金制度は各都道府県が主体となっているので、気になる方は自治体に問い合わせてみましょう。

保育士試験を合格して保育士資格を習得する

保育士試験は年に2回(前期・後期)で実施されます。

試験内容は筆記試験と実技試験。

筆記試験は9科目ありマークシート式です。
合格ラインは6割以上。

実技試験は筆記試験合格者のみ受験することができます。
・音楽表現に関する技術(弾き歌い)
・造形表現に関する技術(絵画で表現)
・言語表現に関する技術(課題の物語を3分間で話す)
上記うち2つを選び試験官と対面で実施されます。
実技試験の合格ラインも6割以上です。

一度に合格しなくても3年をかけて全科目の合格を目指すことができます。
その為、一度に全て合格できなくても、有効期間内に不合格になった科目だけを再受験して合格すれば大丈夫です。

【家庭学習】保育士試験の勉強法

自宅での勉強方法は大まかに次の2つです。
勉強にかけられる時間・予算は個々で違うので、自分に合った勉強法を選びましょう。

保育士試験を受けるにしてもお金がかかります。
その為、受験者の支援として《資格取得講座受講料補助》や《保育士試験受験補助》などの補助制度もあります。
各種制度の実施状況や申請方法は自治体に確認してみてください。

市販のテキストや問題集による独学

根気よく地道に自分で学びます。
参考書などが出版されておりレベルに合わせて選ぶことができます。
過去問や解説を中心とする対策本なども出版されています。
必要なものが、テキストや受験料のみなので一番費用がかからない勉強方法です。
意欲と時間の余裕があり、自己管理できる人におすすめ。
継続的に努力をしていく強い意志と覚悟が必要です。

通信講座

自分のペースで学べます。
学習の目安となる標準的な計画は通信講座で示してくれています。
自分で計画を立てながら体系的に学んでいくことができます。
こちらも学んでいくという意欲が大切です。

通信講座を受講する際には、必ず資料請求をしてカリキュラムや内容・レベル・費用などを確認しましょう。

保育士試験を合格して保育士資格を取得するメリット

費用が抑えられる

【保育士試験の費用】
12,950円(受験手数料12,700円+「受験申請の手引き」郵送料250円)

最低限保育士試験の費用が必要ですが、他の教材などは自分で好きに組み合わせることができるので費用を抑えることができます。

自分のペースで勉強ができる

主婦は家事に育児にと、まとまった時間を取ることが難しいです。
その為、少し手の空いた隙間時間に勉強できるのが嬉しい所。
3年間かけて取得すれば良いので、無理のない学習計画を立てることができます。

保育士資格を取得して保育士資格を取得するデメリット

受験資格がないと試験を受けることができない

最終学歴が学校教育法に基づいた大学・短大・専門学校を卒業した方に保育資格の受験資格があります(保育と関係のない学科でも可)
具体的には、2年以上在学して62単位以上修得した方(見込含む)

最終学歴が高校卒業の場合
①高等学校の卒業年月日が1991年(平成3年以前)
②保育科であれば、卒業年月日が1996年(平成8年)
③上記①②に当てはまらない場合は、児童福祉施設等で2年以上2880時間以上、児童等の保護または援護に従事した勤務経験が必要

最終学歴が中学校卒業の場合
児童福祉施設等で5年以上7200時間以上、児童の保護または援護に従事した勤務経験が必要

詳しくは受験資格|一般社団法人全国保育士養成協議会でご確認ください

難易度が高い

保育士試験の合格率は2割程度です。
筆記試験は幅広い出題範囲であり、すべての科目で6割以上の点数を取ることは困難。
法制度の改正などの際は、新しい情報を手にしていかなくてはなりません。
また保育士試験の実技は正解がない為、不合格の際には自分で原因を予想していく必要があります。

モチベーションが続かない

一人で勉強しているとモチベーションが続きません。
また、子育て中だと子どもに手を焼くことも多く、集中して勉強することが難しくなります。
そんな中、単純な暗記や保育の歴史などの勉強を根気強く続けていくのはかなりハードルが高い。
共に頑張っている仲間を意識できるようなSNSを利用するなど、モチベーションを維持が必須になってきます。

保育士資格を取得後、働き始めた時に保育士間の差を感じる

保育士は保育士養成施設を卒業した人が多いです。
その為、実習や実技(ペープサートやパネルシアター等)をしてこなかったことに肩身の狭さを感じてしまう方もいます。
保育士試験合格者は、働きながら実技を身につけていくことが大切になります。

主婦におすすめな保育士取得方法

時間があり確実な保育士資格取得を目指す方は保育士養成学校

  • 子どもが大きく時間がある
  • 子育ては保育園や祖父母などの協力が得られる
  • 保育士として働く意思が強い

そのような場合は、保育士養成学校に通って保育士資格を取得を目指すのがおすすめ。
卒業と同時に保育士資格取得できることはやはり強い。
保育士試験を受験した保育補助の先生が、3年では保育士資格を取得できず「これなら保育士の学校に行った方が早かった」と仰っていたことが印象に残っています。
今は大学や短大・専門学校の夜間学部や通信制の学校もあります。
夜間学部や通信制であっても所定の単位を取得し卒業することができれば保育士資格を取得することができます。
様々な人と触れ合って切磋琢磨して学ぶことで保育の知識も身につきやすいメリットがあります。

20代(子なし主婦)の方は、社会人枠のある日中の専門学校に通い保育資格取得
→保育士資格取得後に公立保育士の試験を受験しましたが不合格になってしまい、保育園のパートとして勤務。次の年の公立保育士の合格を目指していました

40代(子どもは高校生)の方は、日中は保育士のパートをしながら夜間の専門学校に通い保育士資格取得
→夜間の専門学校を卒業する年には日中に働いている保育園の正規職員になっていました。

子育て・仕事と両立をしながら保育士資格取得を目指す方は保育士試験

  • 子育て中でまとまった時間が取れない
  • なるべく安く保育士資格を取得したい
  • いずれ保育士資格が必要な職に就いてみたい

子育て中・保育補助をしながら保育士資格を取得する人は多いです。
やはり隙間時間で勉強ができる所が魅力的ですよね!

私の周りで保育士試験に合格した方は、通信講座を受講している人が多かったです。
中でもユーキャンの保育士講座で勉強した人が多数。
私の周りのパート保育士は30代〜60代なので広告や折込みなどを見て応募したとのこと。

通信講座での勉強のきっかけは以下の方が多かったです。

・参考書・問題集を使って独学で勉強していたが合格しなかった
・どこから勉強したら良いのかわからなかった
・保育士資格取得を目指してとりあえず受講してみた

ユーキャンの通信講座を受けて保育士資格を取得した方は【大変だったけど受講料を払って通信講座を使って良かった 】との感想。

通信講座でお金を払って保育士資格を取得したので回収したい

この思いが強く、勉強に力が入ったとのことでした。

ちなみに、ユーキャンなどの通信講座だけで保育士資格を取得できる訳ではありません。
受講すれば保育士資格を取得できると勘違いして申し込んでしまったという話も聞くので…
でもしっかり学べば、最短で保育士資格を習得できる教材だと思います。

【保育士試験の勉強】ユーキャンの保育士講座がおすすめで内容の解説をしているのでご覧ください。

保育士資格取得前や勉強中に保育補助として働くメリット


保育補助は無資格・未経験でも働くことができます。
保育士に興味がある人や勉強を始める前に一度働いてみると以下のメリットがあります。

  • 保育士を目指す方には良い経験となる
  • 保育士資格取得を目指すかどうか迷っている人は判断材料となる

また、保育補助をしながら保育士試験の勉強を勉強すると以下のメリットがあります。

  • 資格があると時給が上がるという目に見えた報酬がある
  • 子どもたちがかわいいのでやる気がでる
  • 公言していると職場の人に応援してもらえる

保育士試験はモチベーションの低下が最大の敵です。
また、保育士試験を合格して保育士として働く際に《実習を受けていないので不安》という方が多いです。
その為、保育補助をしながらの勉強は大変ですが、実りの多いものとなります。
是非、無資格•未経験でも保育補助の仕事にチャレンジしてみてくださいね(^^)

まとめ

私も保育士になりたかったので、高校を卒業後、奨学金をもらいながら保育士養成の短期大学に通いました。
保育士になってから何年も掛けて奨学金を返済をしましたが、保育士資格を取っておいて良かったなと思っています。
子どもが好きな方・関わりたい人にとって保育士は天職です。
また保育士資格を取得していると、保育士として働いていけるという安心感があります。

これから勉強を頑張る方は、自分に合った方法で保育士資格取得を目指してくださいね(^^)

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