保育補助に向いていない人の特徴 諦めない為の対処法を解説

広告

保育補助に向いていない人の特徴 諦めない為の対処法を解説

《私、保育士に向いている性格ではないし‥》と保育補助の仕事を諦めてしまう方&辞めてしまうもいるのではなでしょうか。
しかし、このような性格や特性を持った人でも以下の2つが揃えば保育補助として長く働くことができます。

  • 子どもと関わりたいという気持ち
  • 自分に合った職場で経験を積む

当記事では以下について解説していきます。

  • 保育補助に向いていない人の特徴
  • 保育補助に向いていない人の対処法

私はHSPの特性を持ち、実習では《保育士に向いていない》保育士新人時代には《先生に子どもを預けたい保護者はいない》と先輩保育士に言われるほどの、保育士向きではない性格。
そんな私が10年以上も保育士を続けることのできた理由や周りの向いていないと言われるような保育士を見て感じたことをお話していこうと思います。

保育補助に向いていない人の特性

一般的に言われる保育補助に向いていない人について解説していきます。
ちなみに私は全てに当てはまります。
どのように対処していったのかを含めてお伝えします。

ネガティブ

保育補助は正規職員・子ども・保護者と関わるのでその中で嫌なことやうまくいかないことも多いです。
しかし、保育は待ったなしなので、嫌な気持ちになってもすぐに切り替える必要があります。
ポジティブな人は切り替えも早く、今後に繋げていく力があります。
また、ネガティブ思考やマイナスの言葉は子どもに伝染しやすいので明るくポジティブな保育士が求められます。

【私の場合】
根っからのネガティブで心配性。新人時代は「緊張が子どもに伝わるので落ち着いて」と注意されていました。
しかし保育士を続けていると、周りの保育士の対応を見て実際に同じように関わることで成功体験を積み、自信がついてきます。
その結果、根がネガティブでも保育中はポジティブな言葉がけや関わり方ができるようになっていきます。
また、ネガティブ故に慎重に考え対処していくので重宝されるようになっていきました。

人と接することが苦手

保育は人と関わる仕事です。
子どもはもちろん、保育士同士•保護者とも日々のコミニュケーションが必要です。
雑談の中にも必要な情報がない入っていることが多いので様々な人と積極的にコミニュケーションを取れる人が重宝されます。
日々の親密度により話しやすさにも繋がってくるので、いつも笑顔で話しかけやすい雰囲気を持っていることが大切になってきます。

【私の場合】
会話がうまく続かず、雑談なんてもってのほか…
プライベートではママ友が一人もいないという根っからのコミュ障。
しかし、保育園は毎日同じ人と関わり、保育という共通の話題があります。
その為、人に接することが苦手でもコミニュケーションは取りやすいです。

マルチタスクが苦手

全体の子どもを見ながら遊んだり、便器に座る子を見ながらオムツを履かせたりと保育士は同時並行で物事を進めることが多いです。
その為、複数の作業をほぼ同時に行うマルチタスクができる人が重宝されます。

【私の場合】
シングルタスク(一つの物事に集中して作業が終わったら次の作業に移る)しかできません。
新人時代は「もっと周りを見て」と注意されることも多かったです。
しかし、経験を積むことで以下のことができるようになってきました。

  • シングルタスクを短時間で行い素早く次の作業をする
  • 優先させることがわかるようになる

シングルタスクを素早く行うことで時間が短縮されマルチタスクで行うような仕事内容をこなせるようになってきました。
また、仕事内容に優先順位をつけられるようになったことで働きやすくなりました。

体力がない

保育の仕事は体力勝負。
乳児クラスの抱っこはもちろん、おむつ替え•用具の出し入れ•園庭整備など座ったり立ったりと常に動き回っています
また子どもからの感染症も多く、体調管理は保育士の仕事の一つと言えます。

【私の場合】
外部の刺激に弱く、疲れやすい特性を持っています。
病気で仕事を休むようなことはなかったのですが、保育士になってから休日は発熱・人に会いたくなくなり動けないほど疲れ切っていました。
しかし、これも慣れです。
ブラック保育園で心を病んでしまった時以外は、徐々に体力・病気の免疫が付いてきました。

保育補助に向いていないことよりも大切なこと

【向いていない】と思っても続ける人の特徴は以下の2つです。

子どもに関わりたいという気持ちがある

  • 子どもが好き
  • 保育が好き

子どもが好きな人は、どうすればできるか・どの原因を解決すれば前に進めるか・この状況を逆に活用する方法はないかとなんとかして向いていない所を克服しようとします。
子どもが好きだから頑張る人の努力は目に見えやすく、先輩保育士の応援されたくさんのアドバイスをもらうことができます。
結果として、向いていない部分もカバーして働き続けることが出来ます。

保育自体を好きになっても仕事を続けることが出来ます。
【保育】は心身を健全に発達させるように教育すること。
保育士の関わり方一つで子どもの様子も変わってきます。
この子にどのようにアプローチしようか・この関わり方はダメだったからこっちの関わり方をしてみようなど試行錯誤をすることが好きな人は保育の仕事自体を好きになっていきます。
誰かの役に立つことが好きな人も、感謝されることで長く働くことが出来ます。

コミュニケーションをとる

保育士は人と多くの人と接する職業です。
人付き合いが苦手な場合でも、周囲とのコミニュケーションは大切です。
特に話を聴く場面では《傾聴》できると強い。
傾聴とは聞くだけではなく《話を相手の立場になって共感しながら理解しようとすること》です。
これができるようになると信頼関係が構築されやすく相手もこちらに好意を持ってくれます。
コミニュケーション能力については元々の性格や資質もありますが、意識を持って働くことが大事になってきます。

働き続ける

極論ですが、働き続けたら保育士を続けることが出来ます

私の場合、奨学金の返済があり返すまでは働き続けようと決めていました。
全く向いておらず、最初は子どもが好きという訳でもなかったのでモチベーションもなくただ目の前のことをこなす毎日。
しかし続けて3年程すると、年間行事の流れや保育のこともわかるようになり楽しくなってきました。
子どもに懐かれ、必要のされることに嬉しさを感じ《この子どもたちの為に頑張りたい》と思うようになりました。
保護者からも一年目は新人として見られ相談されることもなかったのですが、徐々に信頼をされるようになってきたことも喜びの一つでした。
このように継続しているだけでモチベーションが上がってきます。

自分に合った職場で働くことが大切

向いていないと思う方は、特に職場選びに注意してください。

・人が多すぎてコミニュケーションだけで疲れてしまう
・やることが多すぎて子どもを可愛いと思う余裕がない
・保育に付いていけず自己嫌悪
・どんどん仕事を頼まれるがこなせない

保育園によって保育の仕方は様々です。
自分の性格を把握して、合った保育園で働きましょう。

私の場合、一つ目の保育園で頑張っていたものの、幼児クラスで行事が多くしつけが厳しい・大型園で他のクラスと比べられる保育園だったので鬱になってしまいました。
二つ目の保育園はのびのびした方針・小型保育園を選んだことで保育の楽しさを感じることが出来ました。

保育補助は子どもや保育士の縁の下の力持ち的な存在で、保育園の方針・担任によって働きやすさが左右されます。
その為、保育補助ほどしっかり職場選びをしてください。
働いていてみて【向いていなかったのかも】と思う方は、職場を変えてみてください。
保育補助に向いていないのではなく、今働いている保育園に合わないだけかもしれません。
未経験の主婦が働きやすい保育園 具体的なおすすめ2選で保育園の選び方を解説しています。

自分でリサーチして選ぶことも可能ですが、内部の状況などしっかり把握したい方は保育士専門求人サイトを活用してみてください。
職場選びから面接対策、アフターフォローなど様々なサポートをしてくれます。
【無資格・未経験の主婦におすすめ】ほいく畑の魅力を解説

まとめ

保育補助に向いていない私ですが、保育の仕事に携われている幸せを日々感じています。
明るくて社交性のある人を羨ましく思うこともありますが、保育の仕事以外に就いてもきっと同じように思っていたでしょう。
好きな仕事をすることが大切です。
また、向いていないからこそ、同じような特性を持った子の気持ちを感じ取り、頑張る姿を自分のことのように応援できます。
《みんな違ってみんないい》子どもによく言う言葉ですが、大人にも当てはまりますね。

向いていないかもという方、向いていなくて辞めたいという方が、今後、楽しく保育に携われますように。

人間関係に疲れた・もっと子どもと関わる仕事をしたい方はベビーシッターもおすすめ↓

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA