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保育園で働き始める前に揃えておきたい必需品。
どのようなものをどのくらい準備すればいいのかわかりませんよね。
保育士として10年以上働いてきた中で、仕事をする上で必要だったものや便利グッズを紹介していきたいと思います。
この記事を読むと以下のことがわかります。
- 保育士として働くために必要な持ち物や便利グッズを知ることができる
- 仕事の効率が上がる
- 保育士が揃えるべき具体的なアイテムとその理由を知ることができる
この記事を参考に、必要なアイテムを揃えてみてください。
ちなみに《保育園でエプロンが支給されたから必要なかった》《ズボンはジャージ禁止だった》など保育園独自のシステムやルールがあったりするので…
事前に保育園に聞くか、まずは必要最低限のものを準備してあとから買い足していきましょう。
出勤時の服装
保育士は普段着で出勤するので、手持ちの洋服で十分。
保育士ということで園外で保護者と会うことを考えると、動きやすく清潔感のある服装が望ましいです。
これから通勤の服を買おうと思っている方は着脱のしやすい服がオススメ。
その中でもワンピースが一番良いです。
理由としては、以下の点が挙げられます。
- 着替えやすい
- ズボンに履き替えやすい
通勤服がパンツスタイルだと脱いで着替える際に下着が見えてしまい、気まずい思いをしがち。
その点、ワンピースならサッと着替えられて便利です。
ちなみに仕事着のまま保育園に通勤・退勤する方もいますがこれもおすすめしません。
- 汗だくになる
- 退勤時は子どもの風邪の菌などを家に持ち込んでしまう
上記の理由から仕事時と通勤時の着替えは必須です。
1日の保育に必要な持ち物
1日に必要最低限の持ち物です。
これを基本にして週何日働くか&洗濯頻度で揃えていくと良いと思います。
- エプロン(2枚)
- TシャツorロンT
- ズボン
- 三角巾
- ハンドタオル・ポケットティッシュ
- 室内履き
- 水筒
- 靴下
- 筆記用具
- 印鑑
吐き戻しや汚れる可能性もある為、エプロン・Tシャツ・ズボンはもう1枚ずつあると安心です。
保管場所は保育園によって異なります。
- パートでもロッカーがある
- みんなでロッカーを共有
いずれにせよ、荷物が多い為、大容量入るリュックが必須です。
私は毎日持ち帰りなので、大きなリュックサックを愛用中。
【保育士の必需品】服装編
エプロン
保育士の象徴のようなエプロン。
かわいいエプロンは子どもの心を掴みます。
1日に必ず2枚必要な理由は主活動と給食のエプロンを替える必要がある為です。
中には給食用のエプロンは割烹着指定の場合もあります。
事前に保育園に確認してみて下さい。
保育園のエプロン選びのポイントは
- ぴったりor少しゆとりのあるサイズ
- 柄やキャラクターは刺繍&アップリケ
サイズが大きめが良い理由は、給食のエプロンに着替える際に手間取ってしまうから。
しかし、大きすぎるエプロンは動きづらいのでぴったりか少し大きめサイズがオススメ。
刺繍やアップリケのキャラクターが良い理由は絵がプリントのものだと洗濯しているうちに剥がれてきてしまうから。
少し割高になってしまいますが、長く使用するので十分元は取れます。
Tシャツ・ロンT
エプロンの下に着るのであまり目立たないTシャツやロンT。
でも、脱いだ時に話のネタになるので子どもが知っているキャラクターが付いていると喜ばれます。
保育園によってはキャラクター禁止の所もあるので事前に確認して下さい。
ちなみに、Tシャツで注意することは
- 汗&シミが目立ちにくい色
- 首元がしっかりしているもの
Tシャツのベースカラーは汗じみが出来やすい人は、白・黒・濃紺がおすすめ。
玩具消毒の消毒液がかかり、色が抜けることもあるので消毒作業が多い場合は白。
食事の介助が多い場合は服に飛んでくることも多いので黒や濃紺が良いのではないかと思います。
保育をしていて一番ダメになるのが首元。
子どもがよく引っ張るんですよね。
伸びてしまうとだらしなく見えるので、最初から作りがしっかりしたものを選びましょう。
私は、玩具消毒を頻繁に行い、食事介助は幼児クラスに入ることが多いので白のTシャツを愛用しています。
肌寒い時にはジャージを羽織っています。
寒がりの先生は冬は裏起毛のトレーナーを着ています。
私は冬でも動き回ると汗をかくので、着ていませんが^^;
着るならゆったりとしていて暑くなったらすぐ脱げるものがおすすめです。
ズボン
ズボンは基本的にはジャージで大丈夫だとは思います。
保育園によっては禁止されていることもあるので、事前に確認しましょう。
ジャージで注意することは…
- 飾りがなくシンプル
- 音がしない素材
- 動きやすい
理由はお昼寝の時の寝かしつけ中に飾り(スパンコール・ワッペン等)が付いているものだと触ってしまい寝ない&シャカシャカする素材(ウインドブレーカー)だとうるさいから。
また、保育士は子どもと動き回るので、動きやすさが一番大切です。
その他にも、しゃがんだ時に背中が見えないか・裾が長すぎないかなどしっかり確認して下さい。
三角巾
食事の時に使います。
100均などにあるバンダナを使用している方が多いです。
個人的には、マジックテープタイプのものだと、さらに簡単なのでおすすめ。
ハンドタオル・ポケットティッシュ
手を洗った際には自分のハンドタオルで手を拭くので必須。
ティッシュは基本的には保育園のものを使用しますが、廊下などティッシュが近くにない時に使うこともあります。
エプロンのポケットにしまえるサイズを準備しましょう。
靴下
靴下は子どもに見られる可能性が高いので、キャラクターやかわいいものを履いている保育士が多いです。
しかし、擦り切れたり給食の片付けで汚れたりと消耗の激しさがあります。
また、足の裏に柄があるとお昼寝の際に子どもが触りたがり不衛生。
靴下は、手頃な値段で足の甲にイラストが入っているものがおすすめです。
室内履き
廊下・幼児室は室内履きを履きます。
乳児室は菌を持ち込まない為にも室内履きは廊下で脱いで入室します。
また、幼児クラスの担当でもマットの上やお昼寝の布団・園庭など脱ぐ機会が多いです。
その為、かかとのない脱ぎ履きしやすい室内履きがおすすめです。
【保育士の必需品】アイテム編
水筒
水分補給用に自分の水筒を持参しましょう。
保育補助の場合は園庭整備で草むしり・倉庫の片付けなど雑用が多いのでどこにでも持ち運べる水筒は必須です。
クラスに入る保育士の場合は、子どもと一緒にお茶が準備されている場合もあります。
その為、水筒のサイズは各自が丁度良いものを選んでください。
筆記用具
- ボールペン
- 修正テープ
- シャープペン
- 消しゴム
- はさみ
- のり
- セロハンテープ
- メモ帳
これは筆箱の中に入れておくと安心。
もちろん、のり・セロハンテープ・はさみは保育園の備品を使うことが出来るのですが…
・保育室以外で作業する
・他の人が使っている
そのような時は探しに行かなくてはなりません。
小さいものでも良いので一式持っておくと安心です。
印鑑
まだまだ電子化の進んでいない保育業界は紙が主流。
書類確認の際に印鑑を使う機会が多いので職場用に一つ作っておくと便利です。
【保育士の便利グッズ】保育活動編
【夏】帽子
夏は帽子が必需品です。
つばの大きな物は、視界が悪くなり子どもをしっかり見れなくなる可能性が高いです。
つばに柔らかいワイヤーの付いた折りたたみできる帽子がおすすめです。
【夏】アームカバー
夏の戸外遊びに必須のアームカバー。
涼しさを感じる素材がおすすめ。
私は適当にアームカバーを買ったのですが、汗で蒸れて肘の内側にあせもが出来ました。
薄い素材のものは当日洗って翌日乾くことも多いので、まずは一つ買って様子を見て買い足していくと良いでしょう。
【夏】ネッククーラー
炎天下の中で子どもを見守ることが多い保育士。
ネッククーラーを使うことで熱中症の予防ができます。
【冬】上着
園庭遊び・散歩に出た時に上から羽織れるものがあると寒さによって衣服を調整することが出来ます。
- エプロンの上に羽織るので、大きめのサイズ
- フードのないもの
- ボタンではなくファスナー
- 暗めの色(汚れる為)
上記のことをクリアしていると毎年使うことが出来て経済的です。
【保育士の便利グッズ】事務作業編
腕につけるリストバンドのメモ
リストバンドのメモは便利です。
保育士だとその場で言われたことをメモする機会が多々あります。
そして忘れてはいけないと手に書くのですが、薄くなり忘れてしまうなんてことも日常茶飯事。
それを解消してくれたのが、このリストバンドのメモです。
書いたり消したり出来るので何度も使用できます。
保育士には、おすすめな商品です。
国語辞書
乳児クラスの場合、連絡帳を書くことがあります。
誤字を防ぐためにも国語辞典を持っている方が多かったです。
私は、分厚い辞書をもっていましたが、電子辞書を持っている方もいました。
基本的に保育室内に携帯電話の持ち込みを禁止している場合が多いので、乳児クラスに入ることが決まっている&漢字に自信がないという方はあると便利だと思います。
中には連絡帳はなくアプリでやり取りをする保育園もあるので、様子をみて購入することをおすすめします。
【保育士の便利アイテム】その他
膝サポーター
保育士は子どもの目線に合わせて話をするので膝を地面につけることが多いです。
すると膝の黒ずみが酷くなります。
そして、仕事柄、膝に負担が掛かる。
サポーターがあると症状が酷くならずに済みます。
保育士は体が資本なので、自分自身をケアしていくことも大切です。
腕時計
子どもを傷つける恐れがある為、腕時計が禁止の保育園もあります。
とはいえ、倉庫掃除や散歩など時計の無い所ではとても不便。
腕時計禁止の保育園でも、子どもと関わる時は外してポケットに入れるなどの対応をしていきましょう。
その為、時計は嵩張らないシンプルなものがおすすめです。
腕に付けないならこちらも使いやすそう。
【まとめ】保育士が揃えておきたい持ち物や便利グッズ
実際に私が保育園勤務で使っている商品を紹介してきました。
適切な準備をすることで、働きやすさを確保することができます。
この記事で紹介した持ち物や便利グッズを活用して、保育士の方々がより快適な職場環境を手に入れ、さらに素晴らしい保育を提供していただけることを願っています。
ぜひ、この記事を参考にして、保育士としてのお仕事に役立てていただければ幸いです。