保育士の面接で不採用  落ち込まなくて大丈夫な理由

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保育士の面接で不採用  落ち込まなくて大丈夫な理由

保育園の面接を受けて、不採用通知が届くと落ち込みますよね。

・面接の受け答えが悪かったのかな
・前向きに答えれば良かった
・面接で出された条件を妥協して受け入れておけば良かった

一度落ちてしまうとショックで次の保育園に申し込むのも気が引けてしまいます。

保育士のパートが不採用な場合は理由と改善点を探すことが多いとは思いますが…
一般的な面接対策をしたのに不採用の場合、対応がダメだったのではなく、その保育園との相性が良くなかったのだと思います
その理由を解説していこうと思います。

不採用通知を頂いた保育園の事例

保育士資格を持っていても不採用になることが多いです。
不採用って自分を否定されたようで悲しくなりますよね。
しかし、時間が経つと《この保育園で働かなくて良かったのかも…》と感じることが多いです。
実際の私の体験談を紹介していきたいと思います。

熱意をアピールしなければいけない保育園

その保育園は保育に関する小論文・スポーツテスト・面接者同士の討論会などがあり別日に面接がありました。
その面接の時には「当園で働きたい理由」についてと「当園で働けるなら正規職員でなくても良いか」というもの。
当時は新卒で経験を積みたかったのでシドロモドロになってしまいました。
帰り道で討論会で一緒だった受験者の方と一緒になったので聞いてみましたが…。
志望動機に関して嬉々として話してくれました。
自分との温度差がすごい
後に判明したのですが、その保育園は教育に力を入れていて独自の保育をしているとのこと。
きっと何も知らずに入所していたらついていけなかったことでしょう…

転職先のことを一番に考えて欲しい保育園

当時、保育園に在籍しながら3月に転職先を探していました。
当時は5歳児クラスの担任で卒園準備に忙しい時期でした。
面接を受けていた保育園に13時に連絡が欲しいと言われていましたが、その日は話し合いがあり少し遅れてしまうかもしれないと事前に伝えて了承を頂いていました
話し合いが終わって急いで電話をかける頃には10分遅くなってしまって…。
電話に出た転職先の園長は「どうして辞める保育園を優先するの?時間通りに電話をくれたら採用だったのに」と。
《事前に伝えた時は快諾してくれていたのに…》と驚きを隠せませんでした。

何年か経ち、結婚・出産後、母になって園庭開放に行く機会があったのですが…
その保育園は園庭開放の保育計画が提示されており、カリキュラムがしっかりしていました。
そこで園長が自信満々に「保育士さんが勉強熱心で21時まで話し合いをすることもあるんですよ。頑張ってくれているんです」と…。
転職者が卒園の話し合いで10分連絡が遅くなったことには厳しかったのに、自分の保育園の職員の話し合いが白熱して時間外になっても気にしないの…?
きっと、転職先の保育園を一番に考えて欲しかったんだろうなと思います

話を聞き入れてくれない保育園

1つ目に勤務した保育園はカリキュラムが多く、ある程度のレベルまで底上げをして子どもにやらせていくような保育園でした。
なので、自主性を大切にした保育を学びたくて転職をしていたのですが…
転職希望の保育園で「自主性を育てる保育を学んで子どもに寄り添っていきたい」と伝えると「でも7年もやっていたらなにかを強制する保育が染み付いてしまっているのでは?当園はのびのびとした保育園だから…」と。

どんなに「方針に合わせた保育をしていくよう努力する」と伝えても、前職の保育園の特色を知っていたようで「当園は、子どもに何かをさせることはしていない」「他の保育園の方が実力を発揮できるのでは?」と聞き入れて頂くことは出来ませんでした。
結果、不採用。
でも、この保育園に入っていても《この人はこういう人だから》と決めつけられ、きっと苦しくなっていたと思います。

受かった保育園は自分に合っていた

もう数日で新学期が始まるという時に面接した保育園。
その保育園は、分かりづらい所にあり保育園に付く前に迷子になってしまいました。
面接の時間に間に合いそうもなく、保育園に連絡を入れるとそのまま電話で道を教えてくれました。
面接も自然体で話してその場で採用。
《今までの転職活動は何だったんだ》と思うような拍子抜けしてしまう速さでした。

働き始めると人間関係も良く、働きやすい。
園長との相性も合っていたようで相談・報告もしやすい。

本当に自分にあった保育園を見つけられたのは他の保育園の違和感を感じることが出来たからだと思います。

面接で不信感があったのに就職してしまった末路

私には、保育園に違和感があったのに働いてしまい失敗したという過去があります(1つ目の保育園)

とにかく園長が威圧的。
面接時には「もし担任3人の中で他の2人が仲良くなってしまったらあなたはどうしますか?」という質問をされたことを今でも覚えています。
当時はよくわからず、コミニュケーション能力もないくせに「話し合うと思います」と伝えました。

実際採用されて働いてみると、保育士間に派閥がありギクシャクした雰囲気。
園長は機嫌の良い時にしか書類を受け取らず、気に入らない保育士には風当たりが強い。

初めて働いた職場だったので、それが普通なのかと思い7年頑張りましたが…
心身の健康を損なって最後の方はボロボロ。
心療内科で診断書をもらい園長に提出しましたが「気のせいでしょ、考えすぎ」と一言。
最後まで辞めるのに苦労しました。

まとめ

不採用になると自身を否定されたようで落ち込んでしまうと思います。
面接のフィードバックをもらうこともないので、改善点が見つからないことも多いです。

しかし、その保育園が不採用でも他の保育園ではあなたを求めているかもしれません。
是非、諦めずに探してみて下さい。

また、違和感があったのに仕事を始めてしまうとなかなか辞められず後悔することになりかねません。
楽しく保育士パートをするためにも、自分にあった保育園を見つけていきましょう。

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